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2010年8月24日 17:00

九州盲導犬協会盲導犬訓練センター施設見学レポート

こんにちは。視機能療法学科の教員S.S.です。
7月13日火曜日。1年生全員で福岡県糸島市の九州盲導犬協会訓練センターの見学に行ってきました。

視機能療法学科1年生は「リハビリテーション概論」という授業で視覚障害者を取り巻く環境について勉強しています。
視能訓練士は主に病院(眼科)に勤務していますが、盲導犬について正しく理解を深めることは大切なことです。

福岡は前日の激しい雨で公共交通機関が大幅に乱れましたが、ほぼ全員予定通りに集まりました。どうやら電車の遅れを見越してみんな早めに家を出たようです。(すばらしい!)

訓練センターに到着後、まずは盲導犬の一生についてお話をして頂きました。

盲導犬は、生後2ヵ月~1歳までの間パピーウォーカーの家庭で深い愛情を受け、人間との良好な信頼関係を築きます。
1歳から訓練を開始し、適性を評価されます。一人前の盲導犬になれるのは10頭中わずかに3~4頭だそうです。(厳しいですね!)
2歳から盲導犬としてデビューし、10歳頃引退します。引退後はボランティアの家庭や、訓練施設でゆっくり過ごします。
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いつもの授業より集中して話を聞いている様子でした。


その後、訓練生1年目フェイ君の訓練の様子を見せて頂きました。

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フェイ君 2歳(♂)です。

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「Go straight(直進しなさい)」
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段差があると、その手前で止まって教えてくれます。
「Good!」
ホメるととっても嬉しそうにシッポを振ります。
歩道に自転車などの障害物があったら避けてくれます。さらに驚いたことに、高さのある障害物があった場合、たとえ自分が通れる場所であっても、ユーザーの方が当たらないように回り道をしてくれます。

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「Wait(待て)」

英語の命令をちゃんと聞いてホントに賢いな~と感心しました。
しかし、あまりに賢すぎる犬は人間を欺くので、盲導犬に向かないのだそうです。

学生は活発にたくさんの質問をしていました。すべての質問に丁寧に答えて頂きました。例えば、
「なぜ英語で命令するのですか?」
という質問には、
「日本語は方言がたくさんあるのでいろいろなユーザーに対応できるようにするため」
と教えて頂きました。

質問の時間が終わり「ふれあいタイム!」
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みんな自分の携帯の待ち受け画面にするために写真を撮りまくっていました。(ホントにカワイイですね!)
しかし、いくらカワイイからといっても、街を歩いている盲導犬は仕事中なので触ってはいけません。どうしても触りたいときは飼い主さんに許可を得るようにしましょう。

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最後に全員で記念撮影!
かわいいフェイ君に癒された一日となりました。

盲導犬は1頭を育てるのにたくさんのお金と時間、ボランティアの協力が必要なため、まだまだ足りていないのが現状です。(なんだか視能訓練士の現状にも似ていますね)

今後視覚障害者の方々に対してわたしたち視能訓練士も活動・協力していかなければいけないと感じました。

医療従事者に必要な事をまた一つ学ぶことができ、非常に収穫のある盲導犬訓練センター見学となりました。

公益財団法人 九州盲導犬協会HP
http://www.fgda.or.jp/index_new.html

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