11/23 第3回 卒後セミナーの報告
ちょうど1年前の11月23日にスタートした卒後セミナーですが、今回の開催で3回目を迎えました。今回は国際医療福祉大学の谷浩明教授をお招きして、運動学習についてご講演頂きました。題して「私たちの介入は運動学習を妨げてはいないか?~フィードバックや教示のあり方を考える」という意味深?なテーマで、日々の治療の中で患者さんに掛けている言葉の内容、声掛けのタイミングなど振りかえって考える機会となりました。

今回は卒業生や臨床実習指導者の先生方に加え、国家試験に向けて勉強中の3年生有志も合流し50人近くの参加となりました。筆跡は右手で書いても、左手でも、口にペンをくわえて書いても、足でもおおよそ同じ・・・なぜでしょう?といった、取り付きやすい実験を通してSchmidtのスキーマ理論を解説されるなど、5時間にわたり海外の最新知見も含めて分かり易く紹介して頂きながら、運動学習について一から教えて頂きました。

参加してくれた卒業生の声を聞いてみたいと思います。
山川 礼華さん(昼間部7期卒、夫婦石病院)
今回初めて卒後セミナー参加致しました。私は、回復期病棟に勤務しており高齢な患者様と接する機会が多くあり、運動の教示の仕方などに悩む場面が多々ありました。テーマである「私たちの介入方法は運動学習を妨げてはいないか」という問題提起に、心が惹かれました。今回は、ゆっくり時間をかけて言葉の定義からさまざまな知見を丁寧にご教授頂き、理解しながら講義を受けることができました。特に、「理学療法士の言葉は治療技術の一部だ」という言葉は深く胸に残りました。運動の教示によって結果が生じるため、治療技術の向上とともに教示方法についても研鑚を重ねていきたいと感じました。今回は御講演頂いた谷教授、森田先生をはじめとする学院の先生方にセミナーの機会を頂きましたことを感謝致します。

写真、向かって右が山川さん、左は表田さん
表田大樹さん(昼間部8期卒、島根県益田地域医療センター医師会勤務)
この度初めて卒後セミナーに参加させていただきました。今回は臨床的な内容というよりも運動学習の概論が中心のセミナーでしたが、知識が全然備わっていない僕でも谷先生の説明はとてもわかりやすく、スライド上でも行える実験を交えながら進んでいくので、どんどん興味が引き出されるといった展開の講演でした。運動学習という膨大な内容をほんの数時間しか聞くことができなくて非常に残念ですが、今後の理学療法や自分自身の学習に役立てていきたいです。
次回は是非とも谷先生に臨床的な内容の講演もして頂ければこの上なくうれしいな~という個人的な希望です(森田先生のお力でどうかお願いします!!!笑)
第4回以降の卒後セミナーも、また積極的に参加していきたいです!!貴重な講演をありがとうございました。
参加者の皆さんも充実の一日を過ごして頂いたようです。谷先生にはまたの機会にぜひパートⅡをお願いしようと思います。来年も皆さんのご希望に沿うよう企画します。お楽しみに~!











