視機能療法学科

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視機能療法学科(昼間部)

視能訓練士とは

授業風景1福岡県内で唯一視能訓練士の受験資格を取得できるのが、福岡国際医療福祉学院の視機能療法学科です。視能訓練士は、眼科医のもとで、様々な眼科検査、斜視や弱視の訓練の仕事に携わります。欧米では古くから視能訓練士が医療専門職として活躍していますが、日本国内ではまだ歴史は浅く、その数は、眼科医約14,000名(※)に対し、視能訓練士はわずか約8,100名にすぎません。高齢化社会を迎え、視能訓練士に対するニーズはますます高まっています。

※平成21年度

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学科の特長

即戦力となる視能訓練士を養成

授業風景1当学院は福岡県内では唯一の視能訓練士養成校です。視能訓練士は資格制定から既に40年以上が経過していながら有資格者が少ないためにあまり知られてしません。しかし、眼はQOL(生活の質)を左右する重要な器官であり、一生にわたって視覚を守る視能訓練士は眼科医療には欠かせない存在です。視機能療法学科では、知識や技術の修得は元より、相手を思いやることが出来る豊かな人間性を備えた視能訓練士の育成を目指しています。また、多くの学内実習を取り入れ臨床現場からの即戦力を求める声に応えています。高齢化に伴い眼科疾患が増加しており、今後、活躍の場がますます広がるものと期待されています。

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年間スケジュール

スケジュール

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カリキュラム

基 礎 分 野
心理学、文章表現法、ボランティア論、生物学、物理学、数学・統計学、英語
専 門 基 礎 分 野
解剖学、生理学、人間発達学、臨床心理学、保育、病理学、一般臨床医学、内科学、小児科学、神経内科学、精神医学、公衆衛生学、看護学、視器の解剖・生理学Ⅰ・Ⅱ、視覚情報処理論、眼科総合医療論Ⅰ・Ⅱ、眼科臨床検査学、リハビリテーション概論、医療関連法規、視能障害のリハビリテーション、バリアフリー論
専 門 分 野
基礎視能矯正学Ⅰ~Ⅳ、視覚生理学、生理光学、視能矯正学研究法Ⅰ・Ⅱ、眼科薬理学、視能検査学Ⅰ~Ⅴ、視能障害学Ⅰ・Ⅱ、弱視斜視論Ⅰ~Ⅲ、視能訓練学Ⅰ~Ⅴ、ロービジョン学、臨地実習

学習の流れ

1年次

視機能の基礎知識だけではなく、人体の構造と機能など医学全般にわたって基礎分野・専門基礎分野を学習していきます。今後必要とされる基礎的な知識を習得し、将来,医療人として働く上で重要な保健医療福祉の概念を学び、さらに、講義の進行にあわせた基礎医学の強化テストにより国家試験に向けた学習のペース作りもしていきます。

2年次

基礎知識を基に、主に専門的で具体性に富む知識を積み上げていくために専門分野を学習していきます。診断、治療に必要なデータを提供するための各種検査、斜視や弱視の原因や病態、検査法、治療プランの立案とこれに基づく訓練の実践方法など、視能訓練士として必須の知識と手技を多くの学内実習を経験しながら学んでいきます。

3年次

眼科検査および視能矯正プログラムの立案、訓練、効果判定といった一連の過程を臨地実習へとつなげます。臨地実習の中で、これまでに学習した知識や手技を活用した総合的な臨床経験を積み重ねることにより、臨床能力を高めていきます。これに並行して、国家試験を想定した模擬試験を繰り返し行い、資格の取得を目指していきます。

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時間割の例

1限目 2限目 3限目 4限目 5限目
9:00~10:30 10:40~12:10 13:00~14:30 14:40~16:10 16:20~17:50

1年次 前期

 
1限目 人間発達学 数学・統計学 基礎
視能矯正学I
  生理学 看護学
2限目 人間発達学 視能検査学I   保育 生理学  
3限目   視能検査学I バリアフリー論 生物学 医療関連法規  
4限目 リハビリ
テーション概論
文章表現法 英語 公衆衛生学 解剖学  
5限目         解剖学  

1年次 後期

 
1限目 病理学 神経内科学     臨床心理学  
2限目 一般臨床医学 基礎
視能矯正学III
小児科学 視能障害のリハビリテーション 心理学  
3限目 生理光学 基礎
視能矯正学III
  視能障害のリハビリテーション 内科学 精神医学
4限目 視覚生理学 物理学 視器の解剖・
生理学I
視能検査学I 基礎
視能矯正学II
精神医学
5限目     視器の解剖・
生理学I
視能検査学I 基礎
視能矯正学II
 

2年次 前期

 
1限目 視能検査学II     視能検査学III 視能障害学I  
2限目 視能検査学II 弱視斜視論II 眼科
臨床検査学
視能検査学III   弱視斜視論I
3限目   弱視斜視論II 視覚
情報処理論
  視能訓練学II  
4限目   視能障害学II ボランティア論   視能訓練学II  
5限目   視能障害学II 眼科薬理学      

2年次 後期

 
1限目 視能訓練学IV ロービジョン学   視能検査学V 視能検査学IV 視器の解剖・
生理学II
2限目 視能訓練学Ⅳ   視能訓練学III 視能検査学V 視能検査学IV 視器の解剖・
生理学II
3限目 視能訓練学I 視覚
情報処理論
視能訓練学III 眼科
臨床検査学
眼科
総合医療論I
 
4限目   視能障害学II 弱視斜視論III   眼科総合
医療論II
 
5限目   視能訓練学IV 眼科
臨床検査学
     

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国家試験に向けての取り組み

1年次

国家試験は眼科分野だけでなく、医学全般にわたって出題されます。1年次は基礎医学、臨床医学の知識を確実にするために、講義の進行にあわせて強化テストを週1回のペースで行っていきます。強化テストには合格ラインを設定しており、合格ラインに達するまで何度でも行います。高校までは一夜漬けであったとしても、国家試験では通用しません。強化テストは国家試験に向けての学習のペース作りを兼ねており、この時期に毎日机に向かう習慣を作っていきます。

2年次

本格的な試験対策に入る段階です。過去15年間の国家試験問題を解き、分からない箇所を自分で調べて解説を加えることにより、理解を確実なものにしていきます。出題分野毎別に確認テストを行いますので、自分の得意分野、不得意分野を把握でき、効率的な学習につなげることができます。

3年次

4月~12月の間に十回以上の模擬試験を行います。秋までは分野毎に行い、個別レーダーチャートを作成し弱点強化を図ります。秋以降は国家試験を想定した全分野の模試を、さらに国家試験直前には今では恒例となった1,000問模試を行い、十分に準備をして国家試験に臨み、全員合格を目指します。

授業風景3

授業風景4

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在校生の声

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卒業生の声

理学療法士
既卒者視能訓練士
視能訓練士になるまで
  • 高校卒業
  • 大学を卒業後、IT企業にて勤務。
  • 福岡国際医療福祉学院 視機能療法学科 H17年3月卒業
  • 医療法人 道西会 コスモス眼科、山名眼科医院勤務

 大学では、生産情報システム技術科で情報システム、ネットワークシステム、画像処理について学んでいました。その後、IT企業に入社し、プログラマーを経験しました。実際に仕事をしてみると、自分のやりたいこととは異なっていました。
 自分のやりたいことを探している時に、視能訓練士という職業を知りました。視能訓練士は、まだ人数も少なく、女性が活躍できる職業だと知りました。
 しかし、入学するにあたって、しばらく机に向かっての勉強をしておらず、本当に国家試験に合格することが出来るのかが不安でした。また、その時は20代前半でしたが、これから3年という期間も長く感じられ、年齢も気になりましたが、「長い人生の中では、3年間というのはあっという間」だということを親に言われ、たったの3年間を頑張れば良いのだと思えるようになり、入学を決意しました。
 実習では、ただでさえ不安なのに、同じ実習先に行くクラスメイトがおらず、とても不安でした。また、実習では実際に、初めて患者様に接し、思うように行かず、とても苦労しました。しかし、クラスメイトと励ましあったり、また、先生方がとても親身になって相談にのってくれ、無事に実習を乗り越えることが出来ました。
 就職して6年目、まだまだ勉強中です。患者様に負担をかけないよう、短時間で正確な検査結果を出せるように心がけています。今は、仕事と1歳半と既卒者1なる子どもの子育てとの両立でとても大変ですが、職場や周りの人達に支えられながら、充実した日々を送っています。
 3年間という期間が長く感じられるかもしれませんが、実際に入学してみると、あっという間に過ぎてしまいました。今の生活を変えることにとても不安を感じるかもしれませんが、視能訓練士になりたいという気持ちがあれば大丈夫です。

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就職実績&データ

平成13年開校以来、>就職希望者の就職率は100%!

近年の主な就職先

【福岡県】
かとう眼科医院、ふちの眼科、医療法人 菜太会 福田眼科クリニック、医療法人社団研英会 林眼科病院、社会医療法人雪の聖母会 聖マリア病院、疋田眼科医院
【佐賀県】
医療法人圭生会 やまさき眼科
【長崎県】
長崎大学病院
【宮崎県】
宮崎大学医学部附属病院
【山口県】
医療法人 広田眼科、石川眼科
【愛知】
さくらい眼科クリニック

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おすすめ授業紹介

リハビリテーション概論

 視能訓練士が行う業務の内容についてしっかりと把握できるように学習していきます。この授業の中では他職種の業務についても理解を深め、チーム医療の重要性を学んでいき、医療従事者として相応しい対応を身につけていきます。

視能検査学I

 眼球の構造・機能を把握した上で、視力や屈折などの基礎的な理論を学習していきます。さらには、実際に視力検査や屈折検査といった検査が行えるように手技を学び、検査結果が出せるようになるまで実習していきます。


視能訓練学II

 斜視の患者さん、弱視の患者さんに必要な検査の原理を理解できるように学習していきます。乳幼児の視力検査や立体視の検査などが実際に行えるように技術を修得していくなど、斜視・弱視の検査や訓練に必要な手技を学んでいきます。

ロービジョン学

 視覚障害者の実態を知り、視覚障害者に必要な視機能の評価や日常生活の援助について学習していきます。視覚障害者の見え方を体験することによって、見えにくさによる不自由について考え、実際の援助に役立てられるように学んでいきます。