視機能療法学科

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視機能療法学科

視能訓練士とは

授業風景1福岡県内で唯一視能訓練士の受験資格を取得できるのが、福岡国際医療福祉学院の視機能療法学科です。視能訓練士は、眼科医のもとで、さまざまな眼科検査、斜視や弱視の訓練、視覚障害の評価と支援といった仕事に携わります。十分な眼科医療を提供するためには眼科医の3倍の視能訓練士が必要だと言われているものの、現状ではその数は約12,000名で眼科医よりも少なく希少な資格です。超高齢社会を迎え、視能訓練士に対するニーズはますます高まっています。

※平成27年1月現在

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国家試験合格率

国家試験合格率

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学科の特長

視能訓練士は日進月歩の眼科医療において大きな存在

授業風景1当学科は福岡県内では唯一の視能訓練士養成校です。外界からの情報の80%を眼を通して得ている現代人にとって、眼はQOL(生活の質)を左右する重要な器官です。一生にわたって視覚を守る視能訓練士は眼科医療には欠かせない存在であり、視能訓練士なしに眼科医療は成り立たないといわれています。しかし、資格制定から既に40年以上が経過していながら全国に有資格者は約1万2千名とまだまだ不足しているのが現状です。近年、超高齢社会を背景に視覚に障害を持つ方が増加しており、眼科検査や斜視・弱視の訓練だけではなく、視覚障害についての評価やその支援に関わる視能訓練士のニーズは今後さらに高まると予想されます。視機能療法学科では知識と技術の修得は元より、それらに裏打ちされた実践力と相手を思いやることができる豊かな人間性を備えた視能訓練士の育成を目指しています。

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年間スケジュール

スケジュール

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カリキュラム

基礎分野
心理学、文章表現法、生物学、数学・統計学、英語、情報処理、健康科学
専門基礎分野
解剖学、生理学Ⅰ、生理学Ⅱ、人間発達学、保育、臨床心理学、病理学、一般臨床医学、内科学、小児科学、神経内科学、精神医学、公衆衛生学、眼科薬理学Ⅰ、眼科薬理学Ⅱ、視器の解剖・生理学、レンズ光学、生理光学、視覚生理学、視覚情報処理論Ⅰ、視覚情報処理論Ⅱ、眼科総合医療論Ⅰ、眼科総合医療論Ⅱ、リハビリテーション概論、医療関連法規、バリアフリー論、コミュニケーション技術Ⅰ、コミュニケーション技術Ⅱ、関連職種連携演習
専門分野
基礎視能矯正学Ⅰ、基礎視能矯正学Ⅱ、基礎視能矯正学Ⅲ、視能矯正学特論Ⅰ、視能矯正学特論Ⅱ、視能矯正学特論Ⅲ、視能矯正学研究法、視能検査学Ⅰ、視能検査学Ⅱ、視能検査学Ⅲ、視能検査学Ⅳ、視能検査学Ⅴ、視能評価学、視能障害学Ⅰ、視能障害学Ⅱ、弱視斜視論Ⅰ、弱視斜視論Ⅱ、弱視斜視論Ⅲ、視能訓練学Ⅰ、視能訓練学Ⅱ、視能訓練学Ⅲ、視能訓練学Ⅳ、視能訓練学Ⅴ、ロービジョン学、臨地実習

学習の流れ

1年次

視機能の基礎知識だけではなく、人体の構造と機能など医学全般にわたって基礎分野・専門基礎分野を学習していきます。今後必要とされる基礎的な知識を修得し、将来、医療人として働く上で重要な保健医療福祉の概念を学び、さらに、講義の進行にあわせた基礎医学の強化テストにより国家試験に向けた学習のペース作りもしていきます。

2年次

基礎知識を基に、専門的で具体性に富む知識を積み上げていくために主に専門分野を学習していきます。診断、治療に必要なデータを提供するための各種検査、斜視や弱視の原因や病態、検査法、治療プランの立案とこれに基づく訓練の実践方法、視覚障害に関する評価と支援の方法など、視能訓練士として必須の知識と手技を多くの学内実習を経験しながら学んでいきます。

3年次

眼科検査および視能矯正プログラムの立案、訓練、効果判定といった一連の過程を臨地実習へとつなげます。臨地実習の中で、これまでに学習した知識や手技を活用した総合的な臨床経験を積み重ねることにより、臨床能力を高めていきます。これに並行して、国家試験を想定した模擬試験を繰り返し行い、資格の取得を目指していきます。

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国家試験に向けての取り組み

1年次

1年次で大切なのは基礎をきちんと身に付けることです。その場限りではない、体系化された知識が身に付けられるように、講義の進行に合わせて強化テストを行っています。また、強化テストは学習のペース作りも兼ねており、日々机に向かう習慣をつけていきます。さらに、春休みの課題では、2年次になる前に必須となる基本事項や原則を理解しておくことを目標にしています。

2年次

本格的な試験対策に入る段階です。過去15年間の国家試験問題を解き、分らない箇所を自分で調べて解説を加えることにより、理解を確実なものにしていきます。出題分野別に確認テストを行いますので、自分の得意分野、不得意分野を把握でき、効率的な学習につなげることができます。

3年次

前期は分野別模擬試験を行い、各自のレーダーチャートを作成することによって苦手分野を自覚させ、徹底的な弱点強化を図ります。後期は総合模擬試験と国家試験対策講義で重要項目を確認し、本番に向けた実戦力を総合的に高めた上で国家試験に臨み、全員合格を目指します。

授業風景3

授業風景4

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卒業生の声

理学療法士
既卒者
視能訓練士になるまで
  • 4年制大学卒業
  • 一般企業へ勤務、退職
  • 福岡国際医療福祉学院 視機能療法学科入学、卒業
  • 視能訓練士として、医療法人こうしん会 きたさと眼科クリニック勤務

大学卒業後は一般企業の営業職として頑張っていましたが、ある時体調不良を感じて受診するとめずらしい目の病気であるという事が判明、ショックでしたが、恐怖を和らげ検査をしてくれたのが視能訓練士でした。 既卒者母親が薬剤師で、国家資格取得が夢でしたので、自身の病気の事も理解できると思い視能訓練士を目指すことにしました。

現在の勤務先は、地域に密着し患者さんとの距離が近いのが特長。体調にも気を配りながら患者さんのベストの結果を引き出す事を目指します。医療は日進月歩、一生頑張れる“何か”を探している人にはぴったりです。女性にとっては結婚後も続けられる職業だと思います。

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就職実績&データ

就職率 (新卒のみ)

平成13年開校以来、就職希望者の就職率は100

卒業生の主な就職先

【福岡県】
医療法人研英会 林眼科病院、医療法人菜太会 福田眼科クリニック、大原ちか眼科、九州大学病院、こうけつ眼科医院、舌間眼科医院、大里眼科クリニック、藤嶋眼科クリニック、藤本眼科、冨士本眼科、医療法人 岡眼科クリニック、地方独立行政法人福岡市立病院機構福岡市立こども病院
【長崎県】
佐世保市立総合病院、長崎市立病院機構 長崎みなとメディカルセンター市民病院、長崎大学病院
【熊本県】
日隈眼科医院
【鹿児島県】
うのき眼科、鹿児島市立病院、公益財団法人昭和会 今給黎総合病院
【広島県】
国立病院機構 呉医療センター
【兵庫県】
兵庫医科大学病院
【東京都】
慶応義塾大学病院

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おすすめ授業紹介

リハビリテーション概論

視能訓練士が行う業務の内容についてしっかりと把握できるように学習していきます。この授業の中では他職種の業務についても理解を深め、チーム医療の重要性を学んでいき、医療従事者として相応しい対応を身に付けていきます。

視能検査学Ⅰ

ph眼球の構造・機能を把握した上で、視力や屈折などの基礎的な理論を学習していきます。さらには、実際に視力検査や屈折検査といった検査が行えるように手技を学び、検査結果が出せるようになるまで実習していきます。


視能訓練学Ⅱ

斜視の患者さん、弱視の患者さんに必要な検査の原理を理解できるように学習していきます。乳幼児の視力検査や立体視の検査などが実際に行えるように技術を修得していくなど、斜視・弱視の検査や訓練に必要な手技を学んでいきます。

ロービジョン学

視覚障害者の実態を知り、視覚障害者に必要な視機能の評価や日常生活の援助について学習していきます。視覚障害者の見え方を体験することによって、見えにくさによる不自由について考え、実際の援助に役立てられるように学んでいきます。